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寄生植物 キヨスミウツボ

NHK『らんまん』をみていて思い出しました。

キウス周堤墓群の林にもヤッコソウのような寄生植物がいたことを。

 

その名は、キヨスミウツボ

 

7月頃の薄暗い林の中に突然にょきにょきと生えてきます。

そしてあっという間に消えていきます。寄生植物なので葉緑素はなく真っ白です。そう、寄生した宿主から直接養分を吸収するので光合成をする必要はなし!

こちらがキヨスミウツボ

 

もう少し成長すると、ムーミンに出てくるにょろにょろに似ています。ホワイトアスパラガスにも似ています(笑)

 

このキヨスミウツボ、かなり珍しいらしいです。らしいというのは研究している人がいないのでよくわからないとうのが本当のところ。各自治体レベルではレッドデータブックの絶滅危惧種として記載されているところもありますが基本情報不足。森林開発で姿を消していることは確実で保護活動もされていますが、よくわからないことが多いので移植も目立った成功事例はないそうです。

 

2022年7月撮影