キウス周堤墓群の周辺にも数多くの遺跡がありました。半導体工場ラピダスに限らず、開拓されて農地になったり、道路になったり住宅地になったりした遺跡も数多くあります。それだけ、太古の昔から千歳は住みやすいところだったということです。なので、農家のおじいちゃんたちの『宝箱』には遺跡から出土した個人蔵の出土品が眠っていることがあります。(昔は個人蔵が許されていました。)
こちらは個人的に『縄文時代のリカちゃん人形』と言っている土偶の頭部。首には小枝を差し込んで関節にしたであろうと想像される小さな穴が開いています。
こちらは頁岩で作られたドリル。穴をあける道具です。
現代でもホームセンターで打っている三つ又工具のようです。小さくても力を入れやすいように工夫されています。
まだ当時の色が残っている彩色土器。
マツリに使われた物なのか、はたまた他の意図があったものなのか…『日本人の古層』に問いかける必要がありそうです。
個人的意見としては、人間そんなに変わるものではないので特別な時に、特別なもの(例えばお酒など)を入れていたのではないかと…私の『古層』は言っています(笑)