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『縄文文化の知恵と技』

『縄文文化の知恵と技』松田真一著

 

オビには

 

縄文時代の人びとは

狩猟や漁労の技術を磨き

資源を有効に利用した

文化的遺伝子は

我々の思考や行動にも

 

と、書いてある通り、縄文時代は、厳格で統制された仕組みにの元に精神的にも成熟した秩序ある社会の体系を整えていたと思われます。内容はかたくないです(笑)

イヌとヒトとの特別な関係、縄文のクリの栽培、黒潮をこえた丸木舟などとっつきやすい目次がいっぱい!そして内容は発掘調査に裏打ちされた確かなもの(←ここ大事、想像で大風呂敷を広げる内容とは違うということです)網猟の仕方は今も変わらない方法です(笑)

 

松田真一さんの略歴を見たら橿原考古学研究所付属博物館館長をされた方でした。この本、その橿原考古学研究所付属博物館で買いました。