写真は、子どもが通っていた幼稚園で『牛乳パックのお城』と呼ばれていたもの。
この幼稚園では牛乳パックで園児自らが遊具を作っていました。
そんなある日、爆発的に流行ったのが『牛乳パックの馬』です。
牛乳パックを5つつなげて作っただけの簡単なものです。
年長さんが作り始めて楽しそうに遊んでいるのを見た年少さんも牛乳パックの馬が欲しくなりました。
ここの園長先生は偉かった!年長さんに『作ってあげて』とも『譲ってあげなさい』とも言わずに、見守っていました。
年長さんにとっては頑張って作った馬です。そうやすやすとは渡せません。
どうしても馬が欲しい年少さん達は何とかして自分で作ろうと工夫をし出しました。
年長さんの馬をよく見て、作り方をまねして。
何回も何回も、何回も失敗を重ねて、そしてついに自分の手で牛乳パックの馬を完成させました。
完成させたときの喜びはいかほどのものだったことでしょう!
文化はこうやって伝わるのかなと思いました(o^―^o)
その昔、石器も土器もこんな感じで広まっていたのではないでしょうか?